ミックスボイス特設ページ
プロのシンガーのように高い声を楽に強く出すには?

ミックスボイスについて
ミックスボイスとは簡単に説明すると、裏声と地声の間の声にあたります。ほとんどの歌手がこの声を使って歌っています。
特に高いキーの曲で使いますが、高い声を出す時でも歌手の人たちは楽々と強い声で歌いますよね。
でも実際同じキーで歌ってみると、声が裏返ってしまったり、声が不安定になってしまったり、苦しく詰まった声になってしまったり。
無理矢理に高い声を出して歌っていると声がかれるどころか、声を潰してしまいかねません。そうならないためにも是非、ミックスボイスをマスターして欲しいと思います。

ミックスボイスを出すための最初のステップとしては
  1. まず歌を歌う時の基本である腹式呼吸を練習します。
    腹式呼吸をマスターしうまく歌に生かせる事が出来れば、上半身に力が入らず、そして安定した声を出すことができます。
    ミックスボイスは地声と裏声の間の声、すごくバランスが必要な声になります。その為にも腹式呼吸で上半身の力を抜き安定した息を声に変えていくという事が大事になります。

  2. 次に響きの感覚をつかみます。
    声の響く場所を感覚でつかんでいきその響きを強くしていきます。
    簡単に考えてみますと、裏声をだしその響きを強くしていく、つまり地声にゆっくり近づけていく事が出来ればミックスボイスです。
    イメージ図。地声と裏声の境目を換声点といいます。海外の言い方ではミックスボイスといいます。
    響きの感覚の参考ですが、海外では主に低音域に使う声の事をチェストボイス、そして中音域に主に使う声をミドルボイス、そして高音域ではヘッドボイスという言い方をします。 日本語に置き換えるとチェストボイスは胸声、ミドルボイスは中声、ヘッドボイスは頭声。
    イメージ図。地声と裏声の間は胸声(チェストボイス)、中声(ミドルボイス)、頭声(ヘッドボイス)、裏声(ファルセット)といったように
                4つの声区に分けることができます。そして中声と頭声の領域をまぜ声、いわゆるミックスボイスといいます。
    低い声の時は胸に響きの振動を感じ、そして高くなるにつれて頭に響きの振動を感じていきます。

  3. 胸から急に頭(ヘッドボイス、もしくはファルセット)にいかずにしっかりとその間(ミドルボイス)を通って発声していきましょう
    実際に音(声)が響いているのは、口の中や喉のスペースですが、初めは感覚やイメージで色々な音域での声の出し方をつかんでいくと良いと思います。

イメージ図(参考までに!)
声区(レジスター)
  1. かんたんな図式
    イメージ図。声区(声の区画)は大きく地声と裏声にわけられ、この境目を換声点といいます。最近はミックスボイスともいいます。

  2. くわしく表わした図(和訳)イメージ図。地声と裏声の間をさらに詳しく分けるとは胸声、中声、頭声、裏声といった4つの声区に分けることができます。そして中声と頭声の領域をまぜ声といいます。

  3. くわしく表わした図(英訳)イメージ図。地声と裏声の間はチェストボイス、ミドルボイス、ヘッドボイス、ファルセットといったように
                4つの声区に分けることができます。そしてミドルボイスとヘッドボイスの領域をミックスボイスといいます。
是非みなさんもミックスボイスを意識し高い声に挑戦してください♪
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